信用取引でお得に株主優待をGETしちゃおっ

株主優待の権利を取るためのリスク

株主優待とは、企業が提供しているサービスの一部を受けられたり、製造している製品などをもらえたりと、様々なメリットがありますよね。外食チェーン店なら、無料で飲食ができるお食事券がもらえたり、玩具メーカーなら株主限定の玩具なども貰えます。 しかし、株主優待を受けるには実際に市場で売買されている現物株を現金で購入し、それぞれの銘柄で決められた権利日に保有している必要があるのです。人気の銘柄の場合は、権利日までに現物株が買われる傾向にあり、権利日の翌日には優待権利狙いで買った方が集中して売却に走りますので、多くの場合は株価が下落してしまいます。株主優待の権利を得るために、権利で得られるメリット以上に損をしてしまうリスクがあるのです。

両建て取引と現渡しでリスクを回避!

株主優待の権利を得るには、権利日翌日の株価下落でも損失が出ないようにすることが必要です。そのためには、信用取引という証拠金を預けて証券会社からお金や証券を借りて売買する特殊な取引をすることで、下落でも利益が出るような取引を活用するのです。 信用取引では、信用売りという取引方法があり、証券会社から株を借りて転売して得た現金をもって、株価が下落した時点で安く買い戻すことで利益を得る取引になります。これを利用することで、現物株を現金で購入し、同じ銘柄で同数の信用売りをすることで、完全に株価変動による損失を防げます。このポジションの取り方を「両建て」と言い、権利日翌日以降に現物買いのポジションと信用売りのポジションを「現渡し」という方法で決済すると、売買手数料が掛からずに株主優待の権利だけを得られるのです。 ただし、人気の銘柄には信用売りのポジションに掛かる逆日歩という手数料がかかる場合がありますので、注意が必要です。